ひとりじゃないと思うだけで私は生きてゆける
パンツをはくのは一人です
歯をみがくのはひとりです
本を読むのはヒトリです
ひとりはひとりひとりです
だけどしりとりはひとりでやってもおもしろくない
お酒はひとりよりたくさんの方がたぶんおいしい
ひとりじゃ子どもはつくれない
どこかでだれかとつながっている
そう思えるからけっこうたいへんな毎日も
乗りこえてゆけるような気がします
生きている悲しみを半分にしたいとき
誰かに寄りかかりたいと思う
しあわせが逃げていそうなとき
誰かにつかまえてほしいと思う
感動を二倍にしたいとき
誰かに手伝ってほしいと思う
あなたが誰かを思い浮かべるときの
「誰かのうちのひとり」に私がなれたら
とてもうれしいのですけれど
わたしはいまそんな気持ちでいます
これは私が中学生のときに保健室に飾ってあった詩です。
まだ子どもだったけど、この言葉にすごく感動したんです。
実家で昔のアルバムを整理していたら出てきて、なんだかすごく懐かしくなって、ブログに載せてみました。
誰の詩かはわからないけれど、私に勇気をくれる素敵な詩です。