初めてのバス

昨日は、お義母さんお義父さんと一緒にバスで街まで行ってきた。

目的はスーパーで夕食の材料を買うこと。

バスで出かけるのは初めて。

アナウンスもないし、バス停もよくわからないから、多分ここだろうという所で適当に降りた。

そしたら目的地まで遠かった。

ここ通って良いの?!

というような工事現場の中を通り、ショッピングセンターへ。

無添加おうちごはん

村を出ると一気にロシアになる。

店員さんの話す言葉も、お店の看板や標識なんかも全部ロシア語。

キリル文字がまだ読めない私は、お店に入るまで何屋か分からない。

昨日も、スーパーだと思って入ったらホテルだった。

ショッピングセンターも、日本のA館、B館みたいに別れてるんだけど、連絡通路がないから、一々外に出て、次の館に行かなきゃいけない。

みんな下調べもせずに出てきちゃったから、ここかな?あれかな?と手探りでスーパーを探す。

なかなか見つからず、お腹がすいたのでショッピングセンターのフードコートへ行った。

そしたら5件お店があって、アイスクリーム、ピザ、ハンバーガー、韓国料理、ハンバーガー。

結局みんなハンバーガーを食べた。

私以外がトイレに行ってる間、フドーコートで授乳ケープを使って授乳をした。

そしたら隣で一人ランチをしてたロシア人のお姉さんと目が合った。

ズドラーストビッチェ

と挨拶すると、笑顔で返してくれた。

授乳後、ケープから次女を取り出すと、その様子に驚いたお姉さんが話しかけてきた。

ロシア語は分からないけど、どうやら授乳ケープを初めて見たらしく、それは何か?と私に聞いているようだったので、ブレストミルクと言って、ジャスチャーなんかで説明すると、

ダー!

スパシーバ

謎が解けた!という清清しい顔でお礼を言って去ってった。

ランチ後、どうにか市場を見つけて買い物出来た。

隣に並んでいたおばさんがフレッシュだと言う牛乳を買ったら本当に美味しかった!

ロシアにも日本と同じように牛乳もいろんな種類がある。

肉屋に来て、欲しかった豚肉のロシア語がどうしても思い出せなくて、目の前にあるのが何の肉か分からなかった私は、何とか英語で伝えた。

しかし全く通じない。

仕方なく、

「ブー?」と指で鼻を押さえて豚の真似をした。

すると

「二ネェート モー」

と言って、指で角を作ったおばさんがモー鳴きながらと牛の真似をした。

なんとも分かりやすい!!

別のお店で豚肉を探す選択肢もあったけど、お互い通じたことが嬉しかったので、笑いながらダーと言って、牛肉を買った。

なんとか買い物終了。

今度はバスで帰らなきゃいけないんだけど、みんな行きのことしか考えてなくて、どこにバス停があるのかも良く分からなかったので、多分バス停だろうという人だかりで待った。

どうやらバス停は合っていたみたいで、何台ものバスが停まった。

でも、私たちの乗るバスがなかなか来ない。

いつくるのか、そもそも本当に来るのか?と不安に思いながら待っていて、隣のおばさんに聞いてみるけど、やっぱりロシア語しか通じないからよく分からず。

どれがタクシーがよく分からないし、あったとしても乗り方が分からない。

携帯もないし、お金もそんなに無い・・・

バスが来なかったら歩いてかえるしかないな、と思っていたらバスがきて、無事に帰れた。

ロシアに来るまで、ロシアは寒くて、ロシア人は冷たいというイメージがあったんだけど、来てみると全然違う。

出会う人出会う人みんな親切だし、陽気で明るい。

横断歩道がない道路を渡りたくて待っていると、隣のおばさんが長女の手を引いて、一緒に歩いてくれたこともあった。

子供連れてるからおばあちゃんもよく話しかけてくるし、通りすがりの人に道を聞いても無視されたことない。

日本にいる時より毎日沢山の人に助けてもらってるよ。

今まで日本しか知らなかったけど、世界は広いね!

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コメント

  1. あみたん より:

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    シロクマさんのブログを読んでると、ロシアの人たちを好きになりますね(^_^)
    報道だけじゃわからない日常の人々の姿が分かってとても面白いです♪

  2. SECRET: 0
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    >あみたんさん
    過去の記事を読んでくださりありがとうございます!日本にいると、ロシアの情報源はニュースくらいしかないですよね。私も住むまで不安でいっぱいでしたが、実際に住んでみると、想像と違ってとても面白いです。
    私の住む地域には、ロシア以外の国から移住してきている人も多く、アジア系の人も多いので、モスクワ辺りと比べるとまた違った雰囲気なんだと思います。
    ロシアのおばさんは親切な人が多くて、子供を薄着でつれて歩くと必ず「帽子かぶせなさい!」「足が寒そうよ」「それじゃあ寒いよもっと厚着させなさい」と突っ込まれます。
    足元が凍って危ない場所も教えてくれます。
    卵売り場や牛乳屋さんで子連れで並んでいると、必ず優先させてくれます。
    飛行機の搭乗手続きでも「お先にどうぞ」と譲ってくれる人が多いです。
    確かにびっくりすることも多いですが、私にとってはとても魅力的な国です。