月曜日、市場へ買い物に出かけました。
建物の中には、牛乳屋、卵屋、八百屋、肉屋、蜂蜜屋、お菓子屋など、小さいお店がぎっしり入っています。
1つのブースに1人売り子さんがいて、現金で支払います。
英語が通じるお店は少ないです。
スーパーだと、牛乳は1本あたり5~10ルーブル(15~30円位)割高なので、一週間に14リットルくらい消費する我が家は、週に2,3回市場で牛乳を買うのが日課。
この日も牛乳を買うために牛乳屋さんに行きました。
10時開店のはずなのに、10時15分になっても搬入作業中で忙しそう。
開店の時間に開かないのは、この辺りではよくあること。
5分待ってもまだ忙しそうなので、おばちゃんに「何時に開くの?」と聞くと、「あと20分くらいかかるよ!」無愛想に言われました。
別の用事を済ませて、次女とグルグル市場の周りを散歩して過ごし、20分後にまた来ると、レジがついた重たい机を動かしている最中でした。
手伝おうとして一緒に持つと、「二ナーダ、二ナーダ、サマー」(自分でやるから必要ないよ!!)と怒られました(笑)
いよいよ開店になり、牛乳が7本買いたくて、1000ルーブル渡すと
「細かいのないの?!釣りはないよ!」とまた怒ったように言われました。
別のお店で買い物して、お金を崩してからまたあのお店へ行きました。
お店には『閉店』の看板がかかっていましたが、私は「モージナ?」(いいですか?)と言ってお店に入りました。
おばさんは私の顔を見て、「細かいのあるんだね?いいよ!」と言ってくれました。
レジに表示された合計金額は302ルーブルでした。
しかし私の手元には301ルーブルしかない!!
1ルーブル足りない!!!
301ルーブルを出したまたまま財布の中をくまなく探す私。
おばちゃんが「302ルーブルだよ!」と言いました。
せっかくここまでたどり着いたのにまた「釣りはないよ!」って言われるのかな~と思っていると、
おばちゃんは301ルーブルを取って、
「これで良いよ、もっていきな!」みたいなことを言いました。
わーいラッキー♪
私の次に入ってきたおじさんは、「今は閉店中だよ!」と門前払いをされていました。
私がしつこく何度もやってくるから売ってくれたみたい。
隣のスーパーで牛乳を買えば、こんなに時間はかからなかったけど、粘ってよかった♪
日本の接客しか知らない私は、引っ越してきたばかりの頃、店員さんの無愛想な接客にびっくりしました。
最初は怖いな~と思うこともあったけど、無愛想な態度も言葉も、怒っているわけではなく、こちらでは普通のこと。
十人十色なので、もちろん笑顔で接客してくれる人も沢山います。
最近はロシアのそんなところも楽しんで生活してます。
市場には、屋外屋内様々なタイプがあります。
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コメント
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とっても面白いお話ですね。 興味津々です♪
私たちも以前アメリカに住んでいたことがあるので、アメリカの事は大体想像がつきますが、ロシアは???です。
これからも楽しみにしています(^_^)
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私は以前、ヨーロッパに住んでいたので
市場、なんだか懐かしい感じです♪
子供の頃なので・・・市場で買い物は
親にくっついてただけですけどね('-^*)/
これからもブログ楽しみに読ませていただきます♪
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おいしそうなパンだけど、すごい並び方ですね!笑
それでつぶれてないのが、すごいです。笑
ある意味プロですね(・∀・)
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>竹山ピアノ教室さん
スーパーで買い物しても、パンの上に牛乳がのっていたこともありました。もちろん、気を利かせて上手に袋つめしてくれる人もいます。人によって感覚が違うようです。
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>あみたんさん
ありがとうございます。
私はアメリカに対して謎が多いです。アメリカ人の友達が、「日本のサキが大好きだ」と言うから「女友達?」と聞くと「違うよ!有名でしょ?サキ!」と『サキ』を連呼し、有名人かと思ってよくよく聞いてみると人ではなくて『酒』でした。発音も違いますよね。