卵屋さんや牛乳屋さんなどで買い物をする時、時間帯によってはとても混雑します。
狭い店内に人がぎっしりという事も少なくありません。
後からお店に入ってきたロシアのおばちゃんは、大抵「最後尾は誰?」と聞いてから並びます。
ロシアでは列に並ぶとき、自分の順番を『誰の次が私の番』として覚えるからだそうです。
なので、一度列に並ぶと、列を離れてもまたその場所に戻って来ることが出来ます。
「ちょっと離れるけどすぐ戻ってくるからね。あなたの前は私だから覚えといてね」
と言った内容を後ろの人に伝えておけば、後から戻ってきた時、後ろの人がちゃんと入れてくれます。
この暗黙のルールを実行する人はそんなに多くはいませんが、少し離れたショーウィンドーを見たい時などは便利です。
中座が長くなり、戻った時に自分の前後の人が既に会計済みだと、誰も自分の番を証明してくれないのでまた一番最後に並ばければならいんだとか。
中には何も言わず立ち去って戻ってくる人もいるし、急ぎで一つだけ買いたいおばあちゃんが横からぐいっと入ってくることもありますが、大抵の人は、ちゃんと並んで順番を待ちます。
順番待ちをする時、子供連れだと優先してもらえることも多いです。
コメント
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各国様々なルールがあって面白いね。
日本ではスーパーだけど、卵屋さんや、牛乳屋さん専門店があるのも面白い!
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>おかめいんこさん
スーパーももちろんいっぱいあるんだけど、市場の方が少し安いし、卵も牛乳も新鮮なものが置いてあるから出来るだけ市場を使ってるんだ。スーパーで買うよりも色んな物が見れるし面白いの。