約3か月も前のことですが、ロシアでの最後の1週間を振り返ります。
3月27日。パパの会社の同僚たちが、私たちの送別会を開いてくれました。
夜だったにも関わらず、沢山の人が来てくれました。
山のようにもらった送別の品の中で一番嬉しかったのは、リチカから貰った手作りクッキーと手作りアルバム。
リチカは子守でこられないからと、ご主人のサイモンが持ってきてくれました。
「このワッフル大好物!ありがとう!」と興奮して伝えると、「違うんだ、中身はリチカの手作りクッキーなんだよ」と言われてびっくり。
アルバムの中の手紙には、「あなたはいつも旅行や日本から帰って来たとき私に素敵なお土産をくれたね。ありがとう、私からは手作りのダッチクッキーを送ります。」と書いてあって、読んだ瞬間泣いてしまいました。
自分の思いや考えの全てを伝えることが出来なかったのに、私の事をよく理解してくれて、いつも親切にしてくれたリチカへちょっとした感謝の気持ちを込めてお土産を渡してました。
日本のチョコレートも喜んでいたけど、オランダ土産のお菓子を渡した時は大喜びで頬っぺにキスされたな~など、色んなことを思い出したら
サイモンの前だったのに我慢できず泣いてしまい、サイモンはオロオロしながらポケットから真っ白なハンカチを出してくれたんだっけ。
いつも素敵な夫婦だなと思っていたけど、最後まで紳士淑女だったな。
そしてこのクッキー、すっごく美味しかった。
手作りに敵うものはないな~と思いました。
つづく