サーキュレーターの効果 エアコン暖房と一緒に使う

ロシアに住んでいたことがあることので、「ロシアって寒いんでしょ?」ってよく聞かれることがあります。

確かに外は、タオルが凍る程寒いのですが、建物の中はあったたかです。

北国の家は、断熱材、窓のサッシの建材や家の設計そのものにもいろいろと配慮がしてあって、外は極寒でも、家の中は快適なように作られています。日本でも北海道の建物はあたたかいって言いますよね。

例えば、暖房器具は、窓の近くに設置されていて自然に空気の対流が起こるようになっています。
お風呂の追い炊きをイメージしてもらえばといいのですが、温度差のある空気は、油と水の様にまじりあわないので、エアコンやファンヒーターでは、どうしても室内の温度のムラが生じてしまって、同じ室内でも天井の方は暖かいのに床の方は冷たくなってしまいます。(床暖房だと違うかもしれませんが)

暖房はエアコンが一番安い
暖房は、石油やガスファンヒーター、こたつなどと比べてヒートポンプを使って効率的にあっためることができるエアコンが一番安いのですが、壁掛け式のエアコンだとどうしても温度ムラが出てしまいます。(窓の下に空気の吹き出し口がついていればいいのですが。。。)

効率のいいエアコンを使って、家の中をより効率的に暖かくすることができるのが、サーキュレーターです。サーキュレーターとエアコンで省エネが出来ます。

扇風機とサーキュレーターの違い 扇風機で代用できるか?
サーキュレーターとにているものに扇風機がありますが、この2つは全く別物です。
扇風機は、風に体を当てて涼しさを感じるためのものですが、サーキュレーターは、部屋の中に空気の大きな流れを作り出して、部屋中の空気を大きく混ぜる事が目的です。

扇風機をサーキュレーター代わりに使えないかと思いましたが、扇風機では上向きに風を送りにくいので、暖かい空気と冷たい空気を上下に攪拌する事がむずかしいのと、風量に圧倒的な差があるので、部屋の空気を混ぜるのには適していないようです。

大風量のサーキュレーターでガ―っと4,5分部屋の空気を攪拌させてしまえば、エアコンの設定温度を下げても体感温度は変わらないということになります。

我が家のサーキュレーター
我が家は、吹き抜けがあるわけではないのですが、ボルネドという会社のサーキュレーターを使っています。かなりの大風量です。くびをふったり、リモコンもありませんが、シンプルで気に入っています。

夏の冷房時にも使うことができるので、便利です。

 サーキュレーター(circulator)の意味は、空気・液体などの循環装置という意味です。

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