「失敗してもいいからやってごらん」
最近、娘によくいう言葉です。
たまに、「まだ小さいからできないよ」と言い訳もするけど、度胸のある子になってほしいから、私はいい続けます。
こちらにくるまで、すごく悩んだし、大変なことも多くて、沢山の人に励ましてもらいました。
里帰り出産後、次女が生後一ヶ月で東京に戻り、2週間後にパパの引越しがあり、再び家族は離れ離れ。
長女は寂しさから赤ちゃん返り、寝不足に育児疲れ、でも頼れるのは義両親だけ。
私達の出国準備も全て自分でやらなければならない・・・
あの4ヶ月は、私の人生で一番忙しくて、産後のホルモンの関係で精神的にも辛かったし、パパがいなくてさびしかった。
何度も、広島に帰ろうかな~と思ったけど、帰る決心もつかず、お義母さんお義父さんの手をかりながら乗り越えました。
でも、そんな4ヶ月があったから、家族水入らずで暮らせる今をすごく幸せに思います。
どんな不安や不便や心配事よりも、家族で暮らせる幸せにはかないません。
まるで、毎日失敗ばかりの自分自身に言い聞かせるように、
「失敗してもいいからやってごらん」と言ってます。
母親の私、毎日失敗ばかり。
地理も分かっていないのに出歩いてよく迷子になっているし、英語話せないのにどこでも出没するし、周囲から間抜けな日本人と思われているかもしれません(笑)
昨日もやってしまいました。
私が住んでいる村をAとすると、パスが必要なゲートを越えれば村Bへ行けます。
村Bにはスーパーがあるので、牛乳を買いに行こうと思ったの。
場所は分からないけど、長女はパパと行った事があるから長女に道案内をしてもらうつもりでした。
そのゲートは回転扉。
私はベビーカーに長女を乗せて、次女はエルゴで抱っこしてそのゲートを通りました。
すると、ベビーカーがゲートに挟まり、身動きが取れなくなってしまったのです。
普通は通る前に想像できることかもしれないけど、まんまと挟まってしまいました。
後ろには進めないし、どうにかベビーカーから長女をおろし、外から手を突っ込んでベビーカーをたたみ、回転扉を進めようと奮闘しました。
不審者に間違われてサイレンが鳴ったらどうしよう!
って思ってアタフタしていると、昨日のコーヒータイムで出会ったデネフィットが通りかかって、助けてくれました。
スーパーに牛乳を買いに来たと言うと、ゲートを指差して色々と話しかけてくれるんだけど、よく分からず・・・
結局ベネフィトはベビーカーを持って
ついて来てっているのでついていきました。
すると、スーパーまで案内してくれました。スーパーの前には道路があるんだけど、交通量が多いのに信号がなく、車が猛スピードで走っているので気をつけるように教えてくれました。
買い物後は、回転扉ではない別のゲートを教えてくれました。
どうやら、もっと簡単にベビーカーで行き来出来るゲートを私に伝えたかったみたい。
丁寧にお礼を言って別れましたが、毎日こんな感じで沢山の人のお世話になっています。
毎日色々失敗するけど、失敗から学ぶことって大切だよね。
仕事ではなく日常生活なので、自分の中で、人を傷つけること意外ならどんな失敗をしても良しとしています。
だから長女にも、失敗を恐れず何事もチャレンジしてほしい。
でも、勇気って、自分ひとりじゃなかなか沸かないし、持てない。
今の私の勇気や元気の源は、半分がパパの存在で、もう半分は、出発前に親友や先輩や同期やご近所さんから貰った沢山の手紙や、メール。
メールは全部保存してるし、手紙も週に何度か読み返します。
みんなが、私なら大丈夫って言ってくれたから頑張れるよ。
私の大切な宝物です。
いつもありがとう。