プロが選んだ「手元に置きたい料理本」ランキング (日経11月11日)

日経の記事。

次回帰国したときに買ってみるためのメモ。「あなたのために いのちを支えるスープ」というのは特に気になるな。「だれか来る日のメニュー」も面白そう。

<もてなし編>

1位 だれか来る日のメニュー 340ポイント
 著者は料理研究家の行正り香さん。初版から20刷を数える人気本。ジェノヴァ、スパニッシュ、チャイニーズ、シシリアン、プロヴァンスなど11種類のメニューを用意。テーマごとに前菜、主菜、デザート、飲み物、BGMまできめ細かく提案している。著者の料理への思いがわかるエッセーに始まり、品書き、見開きいっぱいの料理の写真、各料理のレシピやテーブルの演出でページを構成する。料理写真家の日置武晴さんが撮影した躍動感のある調理風景や食欲をそそる料理の写真も魅力のひとつ。
(1)1998年(2)文化出版局(3)1680円

2位 dancyu何度でもつくりたい絶品おかず365レシピ 310ポイント
 人気シェフと料理研究家134人の一押しレシピを365品目掲載。月刊誌に掲載したレシピのより抜き集で、定番のおかずからもてなしで活用できるおしゃれなものまで取り上げている。「下ごしらえ」と「作り方」を分けた構成で、作業の流れが頭に入りやすい。
(1)10年(2)プレジデント社(3)980円

3位 トーキョーバル 260ポイント
 人気の20店のスペイン風居酒屋バルで出されている200のメニューをまとめている。「仲間とわいわい楽しみながらもてなしたい時に向く料理が満載」(川津幸子さん)
(1)11年(2)柴田書店(3)2625円

4位 何度でも作りたくなるほめられレシピ
 米国在住経験が長い料理研究家、馬場香織さんが著者。鍋やオーブンに入れて火にかけるだけで本格的な料理ができるレシピを載せている。
(1)08年(2)角川マガジンズ(3)1200円

5位 もてなしごはんのネタ帖
 著者はフードコーディネーターの山脇りこさん。カクテル風に野菜や果物を盛り付けるなど、サプライズ感のある演出を紹介している。
(1)11年(2)講談社(3)1260円

6位 簡単おもてなしBOOK オレンジページ編 オレンジページ
7位 三国清三の「おうちでフレンチ」 三国清三 小学館
8位 ビストロ仕立てのスープと煮込み 谷昇 世界文化社
9位 もてなし上手 復刻版 栗原はるみ 扶桑社
10位 ようこそ、私のキッチンへ 有元葉子 集英社

 

<お菓子編>
1位 お菓子作りのなぜ?がわかる本 485ポイント
 著者は菓子教室「スイス・フランス菓子研究所」(東京都北区)を主宰する相原一吉さん。洋菓子を作る時に浮かぶ素朴な疑問に答える形で構成する。解答を読み進めるうちに菓子作りの理論が自然と頭に入る。材料の混ぜ方で生地の膨らみが変わる様子も理科の実験のように見せている。
(1)2001年(2)文化出版局(3)1680円

2位 おいしい!生地 395ポイント
 著者は「オーブン・ミトン」(東京都小金井市)のオーナーシェフの小嶋ルミさん。スポンジケーキ、クッキー、スコーンなど焼き菓子の出来を決定付ける生地をおいしく仕上げるコツをまとめた。素材の泡立て方や混ぜ方に多くのページを割いて解説している。
(1)04年(2)文化出版局(3)1575円

3位 ぜひ作りたい基本のお菓子 300ポイント
 料理研究家の藤野真紀子さんが著者。チーズケーキなどの焼き菓子からババロアなどの冷たいデザートまで洋菓子作りの基本を丁寧にまとめる。「手順の写真が多いので安心」(杉山智美さん)
(1)08年(2)NHK出版(3)1050円

4位 ベターホームのお菓子の基本
 家庭で作れる菓子のレシピをコンパクトにまとめた教科書のような本。手順で迷いやすいところは写真付きで丁寧に解説している。
(1)98年(2)ベターホーム出版局(3)1575円

5位 津田陽子の100のおやつ
 焼き菓子を中心に家族で食べられるおやつのレシピをまとめている。切り方や並べ方にこだわった写真も魅力的。
(1)12年(2)柴田書店(3)1890円

6位 最新版 はじめてのお菓子 主婦の友社編 主婦の友社
7位 平野顕子のアップルパイ・バイブル 平野顕子 河出書房新社
8位 おやつの時間にようこそ 有元葉子 集英社
9位 フランス菓子店「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」の焼き菓子教室 椎名真知子 柴田書店
10位 パティスリーポタジエの季節の野菜スイーツ 柿沢安耶 講談社

 

<初心者編>

1位 ベターホームのお料理一年生 490ポイント
 今年で50周年を迎えた料理教室がまとめたロングセラー。調理道具の使い方に始まり、魚のさばき方、野菜の切り方、だしのとり方まで料理の基本を網羅している。編集部が「お母さんが娘と一緒に台所に立っているような本」と表現するように、丁寧な解説に定評がある。
(1)1985年(2)ベターホーム出版局(3)1470円

2位 あなたのために いのちを支えるスープ 440ポイント
 大正生まれの著者、辰巳芳子さんが病床の父に作り続けたスープのレシピ集。「和の汁もの」と「洋風スープ」に分け、さらに細かく分類した「スープの図式」で素材と調理法の組み合わせを整理している。「丁寧に作るスープは少し手間がかかるが、心を込めて作る料理の初心を教えてくれる」(石森いづみさん)
(1)02年(2)文化出版局(3)2730円

3位 ひと目でわかる料理の教科書きほん編 340ポイント
 著者は東京・渋谷で料理教室を主宰する川上文代さん。煮る、揚げる、蒸すなど調理の基本を丁寧にまとめ、調味料の割合を示して味付けのポイントを細かく解説している。
(1)10年(2)新星出版社(3)1365円

4位 いちばんやさしい基本のおかず
 料理研究家で管理栄養士の検見崎聡美さんが著者。料理の経験がない人でも作れる肉じゃがやさばのみそ煮などのレシピを冒頭で紹介。
(1)06年(2)成美堂出版(3)1260円

5位 男子厨房に入る 料理の基本
 表紙にトマトの皮むきをアップで撮った写真を使うなど、大胆なレイアウトが特徴。料理の下準備もわかりやすくまとめている。
(1)08年(2)オレンジページ(3)840円

6位 内田悟のやさい塾 内田悟 メディアファクトリー
7位 料理のきほん練習帳 小田真規子 高橋書店
8位 さらに、美味しい方程式 野崎洋光 文化出版局
9位 女子栄養大学のお料理入門 小川久恵 女子栄養大学出版部
10位 私の保存食ノート 佐藤雅子 文化出版局

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コメント

  1. nami0419 より:

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    命のスープ辰巳おばあちゃんの料理本はすごいよ!
    私にはできひん!って思ってしまうけど、野菜の切り方一つで料理の味がかわる!って言う人でどの料理もすごく丁寧なイメージ☆
    命のスープは雑誌のミセスでよく特集組んでて、うちの実母が読んでるからたまに見てるけど、講座も確かあるんよね。
    ロシアは寒そうやし、ぴったりかもね!

  2. nami0419 より:

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    命のスープ辰巳おばあちゃんの料理本はすごいよ!
    私にはできひん!って思ってしまうけど、野菜の切り方一つで料理の味がかわる!って言う人でどの料理もすごく丁寧なイメージ☆
    命のスープは雑誌のミセスでよく特集組んでて、うちの実母が読んでるからたまに見てるけど、講座も確かあるんよね。
    ロシアは寒そうやし、ぴったりかもね!

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    >nami0419さん
    情報ありがとうございます!
    野菜の切り方一つで・・・大雑把な私には無理かもしれないです。おばあちゃんになったら挑戦してみます♪